エピソード
1.私が休憩の時間にこっそりと煙草を吸っておりますと、「誰だ。こんなところで煙草を吸っている奴は!!」と、怒鳴り声がしたため振り返ると、そこには岸信行氏が立っていました。「俺だよ!」と言い返すと「あっ、先輩だったんですか。スミマセン!」岸は故郷山形で道場を開いた、と随分以前どこかで聞きましたが、元気でやっているのでしょうか。
2.合宿の食事は、たいへん質素なものでしたが、実は黒帯になると、大山総裁持参のごちそう(缶詰などでしたが)を分けて頂けました。黒帯になるま ではそれがどんなに羨ましかったことか!ちなみに風呂も、白帯に近いほど順番が後になるため湯船の底に砂がたまり、まるで砂風呂でした。 |