サンケイ出版の本に掲載するため、埼玉県秩父の三峰山にて、この年の11月に日帰りで行われた撮影会の折、撮られたものの1つです。
上の拡大写真の最前列で、誰よりも深く頭を垂れているのは今は亡き、大山倍達総裁です。丸囲みで示されているのが私、鈴木浩平で、この時はまだ緑帯(4級)でした。余談ですが、当時、帯の色は白・黄・緑・茶・黒、の5色のみでした。
写真に向かって私の右隣は故芦原英幸氏、私から左へ3人目が大山茂氏、同じく4人目が中村忠氏、その後ろへ2人目が、この後キックに転じた大沢昇氏・・・と、極真の草創期を創り上げた先輩達の顔が並んでいます。
この時、中村忠先輩が、30人分のおにぎりを乗せた大きな盆を、水平に持ち上げたままの両腕に乗せ、三峰山の登り口からここまで足場の悪い山道を運び上げてしまった事を覚えています。 |